僕がこの曲を初めて聴いたのは18か19の頃です。その時にバンドを組んでた時のギタリストの大倉ちゃんという人が僕にエリッククラプトンを教えてくれました。
大倉ちゃんはあの頃、たしか21か22位かと思いますが、なんとその年でなぜか自ら豆腐屋を営んでいました。(すごくないすか⁉)ストーンズのステッカーを張った軽トラックに同乗し僕も一緒に豆腐を売りに行ったことがあります。
大倉ちゃんは豆腐作りの修行で京都に行ってたそうですが、その時にブルースと出会ったといっていたような記憶があります。それまで僕はどちらかといえばハードロックばかり聞いていたのでブルースはぜんぜん知りませんでした。
大倉ちゃんはブルースというか、いわゆるブラックミュージック信仰者だったので、他にもエタ・ジェームスやオーティスレディング、ジェームス・ブラウン、ジミ・ヘンドリックスを僕に教えてくれました。今は何してるのかな大倉ちゃん。誰か大倉ちゃんを知ってる人いたら教えて下さい。
いや、関係ない話してすみません(笑)
この曲は伝説的ブルースマンであるロバートジョンソンの楽曲です。「Blues」といっても現代の若い人はほとんど馴染みがないかもしれませんが、ブルースはROCKのルーツといわれている音楽なのでぜひ聴いてみてくださいね。日本でブルースというジャンルは正直マイナーですが、本場アメリカではブルースはいわば伝統的音楽でROCKと同じく一つのジャンルとして現在でも確固とした市場があります。
このカバーの聴きどころは、もう聴けばすぐわかりますがエリック・クラプトンの熱く激しいギターで、日本でも世界でも数えきれない人が今も昔もコピーしています。(実はベースもかなりいいのでよく聴いて下さい)
最近ではこのエリックとジョン・メイヤーがこの曲を共演している動画がYoutubeに上がっていたりして、「いやぁジョンメイヤーってボーカルも上手いなぁ」とか思いましたが、やはりこの動画の時のギタープレイは情熱が溢れていてサイコーです。