「ドラムに布を被せる」なんて知ってる人には「常識」かも知れませんが、何せ当方はネットも無い時代の田舎の中学生でしたから、そんな情報はどこにもなく、ただただ、リンゴの技術は凄いとか、さぞやあのドラムセットは特別なものなんだろうと、想像するしかなかったです。
ですから、そんな田舎の中学生は、この曲もそのまま普通に叩くしかなく、当然いくら頑張ってもリンゴみたいにはならず、ただ騒がしいだけのドラムになってしまうので、結果として「Come Togetherは辞めておこう」となってしまうのでした。
ところで同曲は数年前に「Gary Clark Jr.」がカバーをしていましたね。最初に聴いた時、さすが黒人さんのセンスは凄いと思いましたが、数回聴くうちに「やっぱりbeatlesのがいいわ!」となるのでした。このリンゴのドラムとポールのベースとジョージのバッキングギター(ポールが弾いているらしい黒っぽいエレキピアノも痺れる)のあの絶妙なサウンドが究極にカッコいいです。
もっといえば、かつてはTina TunerやMichael jacksonとかアメリカンロックバンドの人たちもこの曲をカバーしていますが、何しろこのうねるようなテンポかつ、黒っぽくてソリッドでブリティッシュなサウンドミックスは、何をもっても替えられない輝きを放っています。最高。
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