生ドラムのドラムのミキシング第三弾

生ドラムのミキシング第三弾

今回は実際の演奏ではあり得ない音を付加していきます。今回のミキシングにおいて私が心がけたことは、あり得ない音を使っているけれど、Liveテイクっぽい、という音を作ることでした。
そこで、今回紹介している、「シマーリヴァーブ」、「ダッキングリヴァーブ」や「ダブリング」という処理を行っています。


「シマーリヴァーブ」は、シューゲイザーというジャンルでエレキギターによく使われる手法で、ピッチを変更した音に深いリヴァーブをかけるという手法です。これを変則的に、シンバルの音に適用しています。


「ダッキングリヴァーブ」は、深いリヴァーブが、ある入力信号をトリガーに消え去り、文字通り、「潜り込む」様に聴こえるようにする処理です。これも実際の演奏ではあり得ない音を出しますが、面白い効果を狙えます。


「ダブリング」はあまり特殊な処理ではありませんが、何度も同じテイクを多重録音したも様に聴こえるようにする処理です。

これらを薄く使うことによって、あり得ないけれど、Liveテイクっぽい、という音を実現しています。


是非参考にしてください!

ABOUT US
ジャンバラギター山本プロジェクト主宰者
6歳でビートルズを聴き洋楽にハマる。小6でKISSを知り中2でバンドを組みベース&ヴォーカルを担当。同時期「成り上がり」を読み矢沢永吉を志す。20歳で上京25歳で渡米。ジミヘンドリックスが他界した27歳で音楽を諦める。35歳IT事業で独立。長男がAD/CDにハマり再び音楽に携わる決意をし音楽振興事業を計画する。覇王色の覇気を持つが病気がちで体が弱い。