生ドラムのドラムのミキシング第一弾

生ドラムのミキシング第一弾
コンプとEQの基本処理編

サウンド・エンジニアIkumi Magataによるミキシング講座第一弾は生ドラムのミキシングにおける、「Comp,EQの基本処理」です。


コンプレッサー(Comp)で音量幅を調整し、リズムを聴き取りやすくします。またイコライザー(EQ)で音域ごとに音量を調整し、不要な音をカットすることで、キック、スネア、ハイハットなど異なる楽器の音を上手く棲み分け、全体として聴きやすい音を目指していく処理です。


コンプレッサー処理をすると、音の立ち上がり及び余韻をコントロールすることが出来るので、細かいタッチのニュアンスやグルーヴが強調され、生ドラムの演奏をより引き立てることが出来ます。


イコライザー処理で非可聴域をカットすることで、再生時に発生する余計なノイズをカットできる他、音の輪郭をはっきりさせることが出来ます。


この動画で紹介しているコンプレッサー、イコライザーの処理は他の全ての楽器のミキシングにおける基礎となります。


例えばピアノの処理や、バンド全体のサウンドメイクをするときにも必須の処理になりますし、そのまま応用できますので是非参考にしてください。

ABOUT US
IKUMI MAGATAサウンドエンジニア
16歳の時から作曲を始め、バンドではギターボーカルを務める。大学で物理を学ぶ傍らSwan Song Recordsなどからシンガーソングライターとして4作品をリリース。同時期にDTMを始める。当時組んでいたバンドの解散を機にコンピューターミュージックへ移行。Akashic Recordsより10作品をリリース。2023年、RAXレーベルと契約。現在は活動の傍らDTM講師、ギター、ボーカル、ベース、ドラムなどの講師に従事。また、作編曲・ミキシングエンジニアを務める。